花野邸について

「かや葺き民家・花野邸」は徳島県上勝町の山奥、八重地集落周辺にあります。

2011年に地元の人たちの手で茅葺き民家が復元され、現在はここを拠点に農作業体験や昔ながらの道具作り体験、茅葺き民家の中では囲炉裏やかまどを使ってご飯作りができます。

周りは一面棚田でとてものどかな場所。非日常をゆっくりとお楽しみください。

「にほんの里１００選」に選定されている、上勝町八重地集落にある、「かや葺き民家・花野邸」。花野邸は八重地集落周辺の材料と、八重地集落の伝統的技術によって、茅葺き民家に修復されました。八重地集落の家は、以前はみな茅屋根でした。棚田で米をつくり、奥山で炭を焼き、木を伐り、茅を刈り、すべての仕事が山とともにありました。「てまがい」と言われる相互扶助により、茅屋根は維持されてきました。かみかつ茅葺き学校では、八重地集落の暮らしの知恵と技術を、体験を通して学び、その貴重な知恵と技術から、豊かな暮らしの価値を創造します。